続☆オカマに恋した☆
俺は走り出していた。



俺が勝手なことしてるからなのか?



遥を好きなだけなのに…


一緒にいたいだけなのに…

それが、たったそれだけのことが、こんなにも波紋となって広がっていく。



俺が全部悪いんだ…



莉紗さんの携帯に電話しても出ない。



莉紗さんの働いている美容室へと向かう。



何とかしたい―



電車を乗り継いで、超高級そうなビルに入る莉紗さんのお店のドアを勢い良く開ける。



受付で莉紗さんに会いたいーそう言うと

「本日はお休みを頂いております」と断られた。



莉紗さんのお母さんにも取り合ってはもらえなかった。
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