続☆オカマに恋した☆
重たい足取りで、諦めて帰ろうとした瞬間。



「ここの美容室に何の用があるんだよ!!!」

後ろから二人組の柄の悪そうな男が近寄ってきた。



無視して歩き続けた。



「ちょっと来いや」

そう強引に半ば脅され、人通りの少ない場所へと連れてこられた。



やべぇ…直感でわかる。



「これ以上、あの店とは関わるな」

目の前までスーツの男はやってきて言う。



「あんたらに、関係ないだろ」

俺も負けず睨みをきかせて言う。

とは言うものの、足はすくむ。



「関係あんだよっ!!!」

そう言って、俺に殴りかかる。

避けきれない。



思いっきり男にとって大事な陰部を執拗に蹴られ、それを逃れるのに必死だった。



みぞおち・背中・胸にパンチも飛んでくる。



ハンパない激痛が襲ってくる。





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