続☆オカマに恋した☆
「まーちゃんのお墓に、今度連れてって…」

 突然、真奈美の話題を振られて、戸惑った。




「えっと……ほら、S寺の……」

 俺は必ず口ごもる。


 もう、何回おんなじやりとりしてるんだか。



毎回ごまかす。



そうやって、逃げてる。




 だって、墓地には地図がないし。



何ブロックの何番みたいなのが、あればいい。



ないからね。



説明が難しい。



だからって、一緒に行くことには、抵抗がある。



真奈美が俺らを見て、何て思うか?



そう、考えたら無理だし。



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