続☆オカマに恋した☆
「あの、可奈さんのお店の建物から、

手を引いてもらえるように

莉紗さんのお母さんに頼んでもらえたんですか?」




「だ〜か〜ら〜考えてみるってぇ〜!!」

完全に莉紗さんは酔ってる。



「ほんとにお願いします」

俺は頭を下げる。



「マジメなんだからー

もぉ〜つまんない」

莉紗さんは、そう言って俺の唇に迫ってこようとする。



俺はそれをさっと避ける。



「もう、こういうの辞めませんか?

……体の関係……」



「そうだねぇ。

何かつまんないよね…襲い続けるってのもさ」

そう言いながらも、俺に抱き着いてきた。



体が冷えてく…冷たくなってくる。
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