続☆オカマに恋した☆
「莉紗さん…なんでそんな風になっちゃったんですか?」



「何がぁ〜?」

酔いつぶれた目で俺を見つめる。



「前は楽しそうに、美容の話してくれたじゃないですか?

コンテストで入賞してたり…そういう姿にずっと憧れてました。」



「だから?」

莉紗さんは長い髪の毛をかきあげて言う。



「だから、莉紗さんは莉紗さんに戻って欲しくて」



「私は変わってない、変わっててなんかない。

愛のせい…」

キッと俺を睨みながら、莉紗さんは憎しみのこもった口調で言った。
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