続☆オカマに恋した☆





 暗闇に車のライトが浮かび上がり、照らし出して次々通り過ぎてく。



「で、いつの間に遥とそんな風になったの?」

 カトゥは身を乗り出して聞いてくる。



缶コーヒーを口に含んでから、俺はこう言った。


「遥……じゃない……んだ」



「へっ?」

 マヌケなカトゥの返事。



「ガキん時から仲良い…莉紗さんと……」

 俺はカトゥに全てを話した。



言葉を選びながら…。




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