続☆オカマに恋した☆
緩やかに動き出す過去〜☆〜
真奈美の月命日に、墓参りに行った。
今日は学校は休みだけど、文化祭の準備しに午前だけ行った帰りに。
寺はいつ来ても静まり返ってる。
カラスとか鳥の鳴き声がたまにするぐらいで。
寺で葬儀でも行われない限り。
あと、盆とか彼岸の時期は人がまばらにいるけど。
その時期だけは墓も磨かれたり、花で彩られたりする。
枯れている花々を花立てから抜き取る。
買ったばかりの鮮やかで艶やかな花束を花立てに活ける。
墓石に手桶から水をかけ、線香に火を灯す。