続☆オカマに恋した☆





 屋上へやって来ると、まぶしい日差しに目を細めた。



もわ〜っとした空気が、体にまとわりついてくる。



「隣の…クラスの…

美月あさみ(みつきあさみ)です。

ずっと…ずっと好きでした」

 突然美月さんは振り返ると、そう言った。



「一目ぼれで……

付き合って下さいっ!!」

 物凄い元気に言う。



思い切りがいいっていうのか、てか頷いちゃいそうになった。



あぶない、あぶない…。


まっすぐな感じは遥に似てる。

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