君の声は愛を歌う
気付かない内に寝ていたようだ

周りを見回しても誰もいない


…あの声は夢だったのかな?

そう思い
帰ろうとして立ち上がると
何かが鈍く光った

何だろう?

拾い上げると
小さな鱗のようなプラスチック
表面はつるつるしていて
オーロラのように光っていた

私はそれが
何か分からなかったけど
綺麗だからポケットに入れ
そして家に向かった

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