君の声は愛を歌う
家から学校までは
電車で45分

少し長いくらいの距離

私はその間に
心を静かに落ち着かせた

周りを見ると徐々に
同じ制服の人が増えていった

これからこの人たちと
私は過ごすんだな…

最寄り駅で降りると
学校はすぐに見えた

「明清学園」

ここで
運命の再開があるとも知らず
私は門を潜っていった

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