5人兄弟の王子様とたった一人のお姫様
新しい生活

五十嵐兄弟




次の日、お父さん達と別れ、そのお世話になる人の家まで向かった。


「んーぅ。どこだっ!」


電車に乗って、ここまで来たわけだけど、迷子中。


【五十嵐】さん、らしいんだけど……見つからない!


「んー…、ここさっきも来た…?」


同じところをグルグル回ってる気がしてきた。


「うぅー…!どこ〜?」


完全に迷ったな。
どうしようか……。


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