シャープペンシル

「小川先生、本当に
かっこいいよね」


と言う 優衣…。



「うん…。」



私は、そっけなさすぎる返事をした。




「そういえば、
もうすぐ、バレンタインデーだね〜。もちろん
先生に あげるよね???」


……。




「あげるよ。本当に憧れてるし 優衣も先生に
あげるでしょ(笑)???」




「もちろん」




優衣は 本当に楽しそう…。




それから、帰り道の途中で、別れて




私たちは、




バラバラに帰った…。








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