愛詩-アイウタ-
【分割数を選んでね♪】



 24。即決。



【携帯に送る?】



 送る→OK



「るぅは?」



「じゃあオレも」




 メアドの入力は簡単だった。前はすごい暗号化したりして難しいやつだったけど、単純化したからだ。




 残り時間30秒で終了。送るプリ画は背景ピンクのやつ。



 るぅはわからない。



「終わった??」



「今さっき終わったとこ」



 るぅはそう言うと取りだし口へ行った。



「もう出てる」



「ほんとだぁ!早いね」



 るぅは取り出すとひぃに渡した。



「どっちが切る?」



「ひぃのが器用だし!」



「知ってる」



 端の方にあるはさみ置き場まで歩く。


 切るのは慣れているから、割と早く切れた。15秒くらい。


 両方同じだから、るぅに半分渡す。


「切るのうまいでしょ」



「直線じゃん」



「いつも切るのひぃの役目なの」



 それで笑う。


 するとるぅは唐突に言う。


「光璃、プリクラなんも思わない?」



「まだあんま見てないっ」



 全部のプリを見てみた。案の定、るぅは全然書けてない。



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