綾×綾。~空回りな恋~
ぇえ!?

急になに言い出してんの!?

でも、断りにくかったのでうんと答えた。


二人は手をつないでりょうの家まで行った。


「ぉじゃましまーす。」

あやは小声でつぶやく。

「今日は誰もいないから!」

りょうが叫ぶ。


ほっ。・・・・って安心しちゃあだめじゃん!!

やばい、いま、二人っきり~!!

階段を登るたびにドキドキが大きくなる。


ガチャ


「ぉ、ぉお~。」
あやは部屋の汚さに驚きの声が出た。

「やべ。」

りょうがそそくさ片付け始めた。

ぷぷ。

かわぃぃ。

あやは笑いながらある程度きれいになったのを見て部屋に入った。


わぁ、男の人の部屋って初めて・・・・・。

改めて入ると緊張が増した。
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