綾×綾。~空回りな恋~
【あや】
りょう、遅いなぁ・・・。
何かあったのかな。
なんか心配になってきた・・・。
あやは外へと出る。
ガチャ
ピーポー ピーポー
ウー ウー
遠くで鳴り響く嫌な音。
なんでだろ・・・なんか胸騒ぎがする。
あやは早歩きになった。
タタ・・・。
だんだん速くなる足。
タタタタ・・・・。
タタタタタタタ!!
タッタッタッタッ!
サイレンの鳴る方へと走るあや。
どうしたんだろ・・・。
もし、なんかあったら・・・。
そんな事がないように願いながら走る。
やっと着いた。
そこは・・・横断歩道だった。
その真ん中に担架が運びこまれている。
な・・・・にこれ・・・・。
りょうが、頭から血流してる・・・。
目の前の状況が理解できなかった。
どんどんと救急車の中に入っていく横になったりょう・・・。
待って。
待って!!!
あやはやじ馬の中をすり抜けてりょうの救急車へと向かう。
「待って下さい!」
救急隊員の誰かがこっちを見る。
「危ないですよ。」
そう言って、あやの肩を押して安全なところへと連れて行こうとする。
あやは慌てて
「りょうのっ、そ、その人の知り合いですっ! 一緒にいかせてください!!」
「あ、失礼しました。では一緒に来て下さい。」
そう言って、あたしを救急車の中に入れる。
りょう、遅いなぁ・・・。
何かあったのかな。
なんか心配になってきた・・・。
あやは外へと出る。
ガチャ
ピーポー ピーポー
ウー ウー
遠くで鳴り響く嫌な音。
なんでだろ・・・なんか胸騒ぎがする。
あやは早歩きになった。
タタ・・・。
だんだん速くなる足。
タタタタ・・・・。
タタタタタタタ!!
タッタッタッタッ!
サイレンの鳴る方へと走るあや。
どうしたんだろ・・・。
もし、なんかあったら・・・。
そんな事がないように願いながら走る。
やっと着いた。
そこは・・・横断歩道だった。
その真ん中に担架が運びこまれている。
な・・・・にこれ・・・・。
りょうが、頭から血流してる・・・。
目の前の状況が理解できなかった。
どんどんと救急車の中に入っていく横になったりょう・・・。
待って。
待って!!!
あやはやじ馬の中をすり抜けてりょうの救急車へと向かう。
「待って下さい!」
救急隊員の誰かがこっちを見る。
「危ないですよ。」
そう言って、あやの肩を押して安全なところへと連れて行こうとする。
あやは慌てて
「りょうのっ、そ、その人の知り合いですっ! 一緒にいかせてください!!」
「あ、失礼しました。では一緒に来て下さい。」
そう言って、あたしを救急車の中に入れる。