綾×綾。~空回りな恋~
「ごめん。つい、勢いあまっちゃって・・・・。」
「ううん。・・・・これ・・・・・ありがと。 まぢ嬉しいよ?」
手に光る指輪をかざしながら言う。
「まだできないけどね。」
「へ?」
「結婚。」
「あ、そっか。」
かなり浮かれてたのか高校生だということを忘れてた。
「じゃあ、高校卒業したら式挙げよ?」
「うん!」
とっても嬉しかった。
ずっと、ずっと・・・・・智貴と過ごせるなんて。
「よしっ!! ちゃっちゃと両親挨拶すませようぜ!?」
「え!? 今から?」
「うん、だって早く教えてたいんだよね! あやの事・・・・!」
「智貴ぃー、まぢありがとー!」
智貴の腕を握り締める。
「ぉう!」
そう言って、二人は両親の所へと行った。