綾×綾。~空回りな恋~
「僕に・・・・・僕に、あやさんをください!!!」
率直に答えた智貴にあやも驚いた。
顔が赤くなる。
二人とも、呆然と智貴の言葉に驚いてた。
「あ、あらら、ちょっと率直すぎてびっくりしたわ~。 ほほほ~。 はは、は。」
お母さんも苦笑してる。
お父さんも・・・・・。
ちょっと、今のはやばかったんじゃぁ?」
「あは♪ そーだよねぇ。ごめんね、急にぃ、でっ、でもねあたしたち本気なの!!」
「あや・・・・。」
お母さんから苦笑が消え、真剣な顔に戻る。
お父さんもこっちをしっかり見てる。
「まぢなんですっ。 真剣に考えさせてもらえないでしょうか!?!」
智貴が、少し前のめりになって言う。
そこまで言ってくれるとちょっとジーンときちゃう。