心から叫ぶ
僕の名前は、木下 蓮。

中学校を卒業して、高校に入学する時期。


僕の心は真っ暗だった…





…―僕は生まれた時、母を亡くし、それに次ぐように父も自ら命を断った。

それから、僕は施設に預けられた。
父が有名な企業の社長だったため、そのお金で十分生活が出来た。

僕は笑わなくなった。
一人が好きになった。


だから、僕は中学校に通う時から一人暮らしを始めた。

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