心から叫ぶ
屋上に真美が居た。


「なんか用。」
僕が冷たく言った。

すると、真美が

「あのね…蓮……ゴメン」

「私、やっぱり蓮が好き、一番好き。」

「今さら何言ってんの、もうお前とは付き合えねぇ。」

「じゃあな。」
そう言って僕は屋上を後にした。

やっぱり人は信用できねぇ、もう恋愛なんか絶対しねぇ。

僕はそう誓った。




「大丈夫か?」
そう話かけて来たのは、親友の遠藤 文哉だ。

文哉は俺の幼なじみで両親が亡くなった時から文哉の親には世話になった。

親友と呼べるのは文哉だけだ。

文哉は真美の事とか色々相談に乗ってくれた。

唯一僕が信用している奴だ。

文哉は、短い髪をワックスで立て、制服を上手く着こなしてすごくかっこいい。

文哉を狙ってる人は多いと思う。



すると、文哉が
「何があった?」

って聞いてきた。
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