初恋禁恋



……………………





「んじゃ、
あたしあいつんとこ
行くようだからっ」

「了解!冴織がんば〜」

「ん、じゃね」


あたしは美香と別れ、
職員室に向かった。


「あーあ。やだやだっ」


文句をぶつぶつ言いながら
あいつを探した。


ガララッ。


「先生ー?来ましたけど。」

「おうっ、こっちだー」


「はあ…。」


あたしは深くため息をつき
重い足取りで
そこへ向かった。


「ちゃんと来たな!
冴織はえらいぞーっ」


その言葉にゾクッとした。

気持ち悪いから、
まじやめて。

あー…

1週間もこいつと一緒
大丈夫かよ…


なんか自分で
心配になってきた…。


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