あなたの腕まで、あと何センチ?

とりあえず、私達3人は梨華先輩の家に行った。

先輩のいれてくれたハーブティーがいい香りで、私を癒してくれる。

『落ち着いた?』

やっと、梨華先輩の恋に声がだせるようになった。

『…はい。…泣いちゃってごめんなさい。』

『佐倉ちゃん…何かあったの?』

『佐倉、何かあったんならさ話したら解決策でるかもしんないぜ?』

『はい…あの…わ…私の彼、浮気してるんです。』

私の言葉に、『えっ?』となる2人。

『今日、カフェに黒髪のセミロングでゆるいパーマに、パッツンでピンクと黒の洋服の着てた人と私がしゃべってたの…わかりますか?…18時ぐらいだったと思うんですけど。』

梨華先輩が、考えてから気づく。

『…あ。今日のオススメ食べてた人だよね?』
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