あなたの腕まで、あと何センチ?

食堂の奥に、莉子先輩を見つけた。

ドキンと鼓動が鳴るのがわかる。

莉子先輩の目線の先には、女友達がいたのがわかった瞬間、ホッとした自分。

凌と、莉子先輩はどうなったんだろう?

気にはなるけど、忘れようと必死だった。




そして別れてから…。

バイトをして課題をこなして、趣味に没頭して、私はガムシャラに前を見て3ヵ月を過ごした。





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