病弱少女と学級委員長。
「お母さん…ごめんね…。」

私はそう呟くと紙を取り出して高校入試の時に使った特別なシャーペンであの人あてに手紙を書きはじめる…。

「ちゃんと見てくれるかなぁ…。」

手紙を書くのは1年ぶり…。

そのため私は少し緊張気味でペンをはしらせた。

「書きたくない手紙だけど・・・でも書き方を変えればいいよね」

手術・・・。

死・・・。
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