病弱少女と学級委員長。

私の頬を誰かがたたいている…。

真面目に痛い…。

イライラしながら閉じられていた瞼を開けると、最初に私の瞳に映ったのは病室の天井ではない。

優と慎治だった。

「あれ…なんでここに居るの?」

「よかったぁ…目覚めたんだ!ここは私達の部屋だょ。」

あぁ…ホテルか…。

毎度のこと病室だからすっかり勘違いをしていた…。
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