病弱少女と学級委員長。

「あれ?なんか聞こえるなー」

「本当だぁ、鳥の鳴き声?」

「てめーら」

私達はバカ笑いをして慎治達よりも一足先に頂上についた。

「ハァーつかれたぁ。」

それもそのはず、階段は500mほどつづいている。

正直この階段を見た瞬間やる気がおちた。

「本当だょー。」

まだ慎治達はやってこない…。

心配…と言うより、礼拝をはやくしたくてたまらない私達は少しイラッとしていた。
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