病弱少女と学級委員長。

「あ、きたよ~あの2人。」

「本当だ。」

慎治の階段を上る一歩一歩の足音がのものすごく重い。

疲れてる・・・。

完全に疲れてるよこの人。

「大丈夫?疲れてるねー。お疲れ!」

「あたりめぇだろ・・・ハァ・・・つかれた~」

「お疲れっ!」

「ん・・・あぁ」

あ・・・。

優が大丈夫って行った時は笑ってないのに・・・。

私のが言った時だけ・・・笑顔だった。
< 73 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop