病弱少女と学級委員長。

「ハァ・・・ハァ・・・」

数十分たつと心臓のうつ脈がおちついてきた。

「私あと3カ月で死んじゃうのか・・・。」

いっそこの海でおぼれて死んでしまおうか。

弱い自分が許せない。

そしてそれを私に言おうとしないことがむかつく。

悔しい。

「なんで私ってこんなに不幸なんだろ・・・生まれてこなければよかった。親にも・・・友達にも・・・慎治にも・・・迷惑かけてるだけじゃん。」

そうだよ

死んだ方がいいんだ私なんて。

もぅ苦しみたくはない。

無理をして笑わなくてもいいんだ。
< 83 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop