感じるままに




『あの子よあの子。あのメイドが気になってるのって聞いてるの』




わけがわからない



俺が美珠を?




『そんなことあるわけないだろう。俺が自ら人を好きになることなどもうない』




自分で言ったことになぜだら胸がちくっときた




『ふぅーん。あらそお...じゃあ拓史のお部屋いきましょ?』




うふふ と微笑みながら言ってくる妃



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