何度でも君を・・・



「す…好きです!!!!!」



……………は??



あたし…この子のこと知らないよね??




「…なんであたしのこと好きなの??あたし、あなたの名前も知らないし…」



「あっ…一目惚れなんです!!あの…よかったら僕と…付き合ってくれませんか!?」



…この子、本気なんだ…



でも…



「ごめんね…あたし、好きな人いるから…」



男の子は一瞬悲しい顔をしたけど、すぐに笑顔になった。



「そうですか…あっ、ではさようなら!!」


なんか…悪いことしちゃった気分だな…


あたしは、男の子が去って行った扉をしばらく見つめていた。



< 101 / 451 >

この作品をシェア

pagetop