何度でも君を・・・
「す…好きです!!!!!」
……………は??
あたし…この子のこと知らないよね??
「…なんであたしのこと好きなの??あたし、あなたの名前も知らないし…」
「あっ…一目惚れなんです!!あの…よかったら僕と…付き合ってくれませんか!?」
…この子、本気なんだ…
でも…
「ごめんね…あたし、好きな人いるから…」
男の子は一瞬悲しい顔をしたけど、すぐに笑顔になった。
「そうですか…あっ、ではさようなら!!」
なんか…悪いことしちゃった気分だな…
あたしは、男の子が去って行った扉をしばらく見つめていた。