何度でも君を・・・

「…あたしたち、付き合ってるもん。Ｗデートじゃん。」


…はい??


舞さん…今、重要なことサラッと言いませんでした??


付き合ってる!?


舞と高谷が!?


「舞!?!?!?付き合ってるの!?!?!?」



「え…うん」



「優真…ホントなのか??」



「うん」



千里も知らなかったみたい。




ってか…2人ともサラッと言ったよ…


そんなサラッと言えるなんて、すご…


って!!!!!


感心してる場合じゃない!!!


「いつ告ったの!?なんで言ってくれないの!?」（←告った前提!）



「え…あたし、零に手紙渡したこと言わなかったっけ?」


あ、そういえばそんなこと言ってたね…


「結果は聞いてないじゃん!」


「だって～零にはやく帰ってこいって言われて…忘れてたんだもん!!」

そっか…。


まぁとりあえず、よかったね!!


「忘れてたのかよ…」


高谷がボソッと言った。


「優真悲しいなッ!!」


千里がそう言って、高谷をバシバシたたいた。



「も～千里!!!そんなにたたかないの!」