何度でも君を・・・
あたしが言ったら千里はたたくのをやめた。
すると、舞と高谷がニヤニヤしてきた。
な、何…??
「零~、もう“千里”って呼んでるんだ~」
「千里~、お前も“零”って呼んでみろよ」
そのときの高谷は、最高に意地悪な顔をしてた。
…悪魔だ。って舞もか。
「な、なんだよっお前うらやましいんだろっ!!」
「うらやましくないし」
それをきいた舞は、ショックをうけていた。
あーあ…
「舞~?大丈夫?」
「んっ?えっ、オレのせい?」
「「そうだよ」」
「……………。」
舞の姿を見た高谷は、結構焦ってた。
そして、慰めていた。
でも舞はまだ落ち込んでるみたいで…
高谷があたしたちに助けを求めてきた。
そのとき、千里が言った。
「じゃぁ、優真も“舞”って呼べばいいんじゃね?」