何度でも君を・・・
「知りたい??」
「うん!!知りたい」
「ほんとに?」
「ほんと…あっ、でも…元カノと比べられたらイヤだなぁ……あ、あたしがきかなくても比べられてるか…」
舞が淋しそうに言った。
…もうオレに元カノがいるってことになってんじゃね?
舞のなかでは。
「もし元カノいたら、どうする??」
どう答えるか?
「うーん…別にどうもしないけど…ちょっと悲しいかな。」
悲しそうな笑顔で言われた。
…もっとイジメてやろう。
「いるよ」
「えっ…いるんだ…どれくらい付き合ってたの??」
「ん~1年くらい」
舞の顔がだんだん沈んでいく。
悲しいなら言えばいいのに。