何度でも君を・・・
こんなときに卑怯だっっっ!!!
「………もう見せないしっ!!!」
あたし、やっぱり優真のこと大好きだね。
楽しい日常の中で、そんな日々を過ごせるなんて幸せだな。
まだ片思いだった頃のあたしには、今の日常は想像もつかなかったと思う。
こんな楽しい毎日が、ずっと続きますように…
あたしは、心の中でそっと祈った。
「舞ー?もう帰るだろ?行くぞっ!」
「あ、待ってよー!!」
「はやくしろよ。トロイな」
「何その言い方っ!!彼女にそんなこと言うのっ!?ひどーい!!優真のばーかっ」
「なっ…お前のほうがばかだろ!」
そんなこんなで、優真の誕生日は終わりましたとさ。