何度でも君を・・・
それから、零&日向君と合流して、まだ閉園までには時間があるのでアトラクションに乗った。
全部のアトラクションに2回以上乗った。
あたしは、USJが大好きになった。
帰りのバスの中。
「USJ、楽しかった♪」
あたしが言う。
それに答えるように優真も言った。
「オレも楽しかった。また来ような!」
「うん♥」
今日はずっと歩きまわってたので、バスの中ですぐに寝た。
「優真…おやすみ。大好きだよ…」
そう心の中で言った。
でも―――――
「それは反則だろ…。」
そう言って、優真が顔を赤くしているころ、あたしはすでに夢の中。
心の中で言ったはずの言葉が、声に出してしまったことをあたしは知らない―――。