何度でも君を・・・
「…っ」
ピチチチチ…
外で、小鳥が鳴いている。
朝だ…。
あのまま、泣き疲れて寝ちゃったんだ…。
起きたら汗びっしょり。
ついでに涙もでていたみたいだ。
…昨日のことは夢…なのかな。
夢…
寝ている間に見た夢は、とても怖かった。
なんでかわかんないけど。
あたしは、夢の中でも幸せになれないの…
今日…
何日だっけ??
学校あるっけ??
あれ…思い、出せない。
あ…なんか、意識が遠のく。
何、この感覚…
――――――――――あたしの意識はそこで途切れた。