何度でも君を・・・
記憶
―――――――「ん」
目が覚めた。
…???
ここ、どこ…?
見慣れない部屋。
誰の部屋…??
その部屋はピンクで統一されてて、とてもかわいい部屋だった。
あたし…こんな部屋、好きだなぁ。
でもなんで…あたし、こんなところで寝てたんだろう。
あれ…なんか声が聞こえる。
「…い!!」
…い??
なんかよく聞こえない…。
「舞!!」
その時、大きな声とともに部屋のドアが強く開かれた。
そこには、30代後半??くらいの女性が怒ったようすで立っていた。
「なんだ…起きてるじゃない。もう、はやくしないと学校遅刻するわよ」
舞…??
誰の事??
「…??」
この人は、誰。