何度でも君を・・・


「そうだね~」



よかった。



「んじゃ~あたしたちがここにいても意味ないし…帰りますか!」



そう言って瑠璃ちゃんは立ち上がった。



「うん!」


あたしと零ちゃんも立ち上がって瑠璃ちゃんの後を追った。





―――――――――――――――




次の日。


「舞っ瑠璃ちゃん!!」



あたしと瑠璃ちゃんがいつものように教室にいると、零ちゃんが来た。



「あっ零ちゃん。」



めっずらしいな~零ちゃんがあたしの教室に来るなんて。



どうかしたのかな。



結構慌ててる感じだし…。




「ちょっと来て!!!」


そう言って、廊下にひっぱりだされた。



「何~零ちゃん??」



瑠璃ちゃんも驚いているみたいだった。




「今、藤井からメールが来てね…っ」



藤井くんからメール??


「布田は、舞と高谷が会ってるとこ見たから付き合ってること知ってるんだって。」



そーなんだぁ…。



案外普通の理由。



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