何度でも君を・・・




「じゃぁ教えてあげる。そういうとこが嫌いなの!!!あたし無理矢理そういうことする人なんてありえない。最初は優しいと思ってたけど…雄輔なんて全然優しくない!分かった!?分かったんならさっさと離れなよ!!!」



あたしは半分キレぎみ。



あーもうこういうしつこいの大っ嫌い!!!



これだけ言ったら雄輔が離れると思っていたけど…雄輔は黙って下を向いている。




…なに。



はやく離れてよ…


あたしは思いっきり雄輔を押すが、びくともしない。



「フッ」


そのとき、雄輔が笑った。


そして顔を上げて言ったんだ。




「じゃぁお前のお望みどおり、ヤってやるよ」



はぁ??


コイツ、頭おかしいんじゃないの?


あたしそんなこと言ってないじゃん。




「何言ってんの?あたしそんなこと言ってな…っ!!」



あたしが言い終わる前に、雄輔の手はあたしの太ももにあった。




はぁ…っ!?


ありえない…



「触んないでよ!!!」



あたしは手を捕まれているので何もできない…。



蹴ろうとしても体が密着しすぎてる…。



最悪…最低…



このままあたしヤられちゃうの…?



…そんなのやだ。


こんなんで処女奪われるなんて…



必死に頭をフル回転させる。


どうしよう…



そのとき、頭の中にある人が浮かんだ。



「優真!!!!助けてっ!!!!」



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