何度でも君を・・・
ある日の放課後。
高谷と話してたら、突然、若葉が…
「ねぇ~、高谷君って、舞と仲良いよねぇ。なんで??舞のこと好きなのぉ??」
若葉の驚き発言。
「…そんなんじゃねぇよ。ただ仲良いだけ!」
…え??
やっぱ高谷はあたしのことなんとも思ってなかったんだ…
若葉は勝ち誇ったように笑った。
「高谷君は、彼女か好きな人いるの??」
「いねぇよ」
「そっか。じゃぁ、あたしと付き合って??あたし、転校してきてからずっと高谷君のこと好きだったの!!」
「え…マジで??」
高谷、気づいてなかったのかな…。
それとも、気づいてないフリ??
「うん!!!」
どーしよ…このまま付き合っちゃうのかな…?
な…なんか泣きそう。
やっぱり、好きな人が告白されてるとこは見たくないよ。