夏の背中

「にしてもよく翠進級できたね」

さくらは翠にニヤニヤしながら言う
翠はいつも成績が悪く
進級できるかできないかの
崖っぷち生活をしているのだ

「そりゃー当たり前だろだって俺だし」

翠はドヤ顔してみんなを見る

「いや、保志に感謝しろ」

太陽は保志を指差す

「はい人を指ささない」

「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」

保志は太陽の指を
変な方向に曲げた

保志はなんと
学年トップ5の常連の成績を持っている


6人ともクラスが一緒だったので
テスト前は保志に勉強を教えて貰うのがお決まりだった

といっても翠は
かわいい女の子探しに
行ってしまい勉強せず
進級かかってるときだけ
保志に土下座までして
教えてもらってる

おかげで翠は進級できたのだ

「でも保志に感謝しなよー」

前を歩いていた宇美は
やっと彼方から解放され
振り返る

「翠これからはテスト前
教室で勉強しようn…あ」

保志は何か思い出したようだ

「どうしたの?」

「クラス替え…」

「え?」

「クラス替えあるじゃん!」


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