幸せの欠片

「昨日話したの…そしたら、今までも由里さんの面影追いかけて付き合って…暴力が原因でわかれたこと何度もあったんだって。だから舞嘉は大事にしようと思ったのに…男と一緒にいたの見て、裏切られた気がしたって……怖い思いさせてごめんって何度も言ってたよ。」


そう言って翔月は1枚の写真を差し出した。


「これ…隣の人。由里さんだって。」


「これ…」


驚いた。
だって…


「笑った顔、舞嘉に凄く似てるよね…」





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