キミに捧ぐ愛
昔からお母さんに酷いことしてたのに・・・





いなくなれば、娘の私に当たる。








「ふざけんじゃねぇよ!!


俺に歯向かうんじゃねぇ!!」






パンッ!!



・・・今週叩かれるの何回目だっけ。






「最低。お前なんか父親じゃない!」






「優葉!

待ちなさい!!」










「・・・ひっく、お姉ちゃ・・・」





「和葉・・・」





「だいじょー・・・ぶ?


お父、さ・・・怖い・・・」




「大丈夫だよ。大丈夫だから。」



和葉は私が守る、そう決めたんだ。
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