キミに捧ぐ愛
ドンッ!




「あ、ごめんなさい大丈夫ですか・・・




って、水浸しじゃないですか!!!」





あー、本当うざい。




「別にいいでしょ。



私がどうなってたって、他人の君には関係な―――・・・」


「そんなことないです!このままだと、風邪ひいちゃいますよ!!




これ、使ってください!じゃッ!」





・・・泡色のハンカチ





「・・・ありがと」



「いえ!あ、花音が待ってる・・・じゃ!俺はこれで!!」





「・・・」






これがキミとの出会いだったね。
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