キミに捧ぐ愛
「えー、だって、夏花はずっと龍也の
こと想ってるよ?♡」



「・・・あのなぁ」






夏花ちゃんの好き好きオーラが、強い。






2人、付き合ってないとしても・・・。




両思い、なのかな。






その時、『ズキッ』て痛くなった。





(・・・風邪?かなぁ。)






馬鹿な私は、自分の気持ちに気付かずに。






「2人って、お似合いじゃない?」




と、無神経なことを言ってしまった。





「優葉ちゃん、応援してくれるんだぁッ♪」




「・・・優葉」




「うん、本当にお似合いだと思うし・・・」
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