キミに捧ぐ愛
「・・・ありがと」




「うわぁー、美味しそー!


おにーちゃん、これ全部食べていいの!?」





「和葉ちゃん、好きなだけ食べていいよ!」




・・・龍也、ちっちゃい子に優しいんだ。




誰にでも優しいんだね




「ありがとね、何から何まで・・・」




「大丈夫だよ!トイレはそこの突き当たりにあるし、風呂は、部屋についてるから!


それか、温泉がいいなら、部屋出たら結構人いるからさー、適当に言って?」




「うん、本当ありがと・・・」




「おねーちゃん食べよー!

美味ひいよ~♡」



和葉は料理に夢中。




『ピリリリリ!!ピリリリリ!!』



さっきっから、携帯がうるさい・・・。




そりゃ、お父さんでしょ。



「・・・でなくていいの?」



龍也、気遣ってくれてるな。
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