キミに捧ぐ愛
誰か、助けて・・・。






「ほんと?



・・・暴力とか振るわれてないの?



・・・腕」




はっとした。





「・・・!」




腕の傷の絆創膏がはがれて、傷が見えてた。





「・・・ごめ、引くよね?



ごめ・・・んっ、」




ふわ・・・



「痛いよね、傷ついたよね?


ごめんね、俺気付いてあげれなくて・・・




これからは、何かあったら俺ん家来ていいから。



俺が、守るから・・・」





あ た た か い ・・・




そっか、このぬくもりだけを感じていればいいんだよね・・・



「・・・あり、がと」
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