CHEERy
―奏斗side

俺は、橋本奏斗、中1。


『中学ん時は
何してたんすか』




『ばすけだよ。
あたしここ出身なんだ』




『知ってますよ。』




『え?あたし達、
逢ったことある?』





俺は、部活体験の時、
この人を見たことがある。




あの暑い中、
必死で頑張ってる
人が居て、
俺は自然とそっちに
目が行っていた。






俺は、
その人に一目惚れした。







俺はその人と
色々話していくうちに、




仲良くなって、
普通に
話せるようになってきた。




その人の名前は、
滝沢百花。





俺は、2度と逢うことが
できないかもと思うと、
後悔はしたくないと思い
思いを告げることにした。








『あのー、俺、
前に部活体験の時に
バスケやってんの
見たことあって、
その時に
好きになったんですよ。
要するに、
一目惚れっす。
俺と付き合ってください』



『えっと…』




『いきなりとか、
無理っすよね。
すいません。』




『いきなりだったから
今返事はできない。
あなたが
どういう人かも
よくわからないから、』




『じゃあ、
メアド教えてくれます?
今度遊びません?』




『わかった。』










あたし達は、
メアドを交換し、
今度逢う約束をした。
< 3 / 10 >

この作品をシェア

pagetop