春夏秋冬
冬・別れ
早すぎる。

あまりにも早すぎる夢との別れ。

卒業じゃない。

もう、一生夢とは会えない。

話もできない。

そう、夢は死んでしまったの。

幸せそうに眠るあなたの肌は、雪のように白く、冷たかった。

本当は夢の後を追いかけたい。

でも、私は夢の分まで生きるって決めた。

今までの夢との思い出を胸に…

それは、雪が積もる冬のこと…







****end
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop