銀色幻夢
きっと…、いや、絶対。


白弥と、同じ言葉………。









小さな頃、あんなに和成が大好きだったのに。


今も、凄く頼りになる、優しいお兄ちゃんみたいな存在だったのに。



―――怖い。


和成が、怖い。





目がギラギラしていて、白弥とは違う何かを感じる。


私を、ただの『欲を満たす道具』として見ているような…そんな目で。


今、私を無理矢理抱こうとする和成は、私の知らない和成だった。



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