すべり台〜あなたと過ごした20年〜
「わーい!」

公園が見えてきて、私は走った。

「麻衣〜転ぶわよ〜。」

ドテ。

お母さんが言うように転んだ。

けど私は泣かず、また走りはじめた。

とにかく公園に行きたかった。
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